(5日目)

 さて、早起きなのはいいとして、ホノルルのホテルでも朝食はバイキング形式なんだろうか?? マウイ島にいたときは、ホテルの朝食は費用に含まれていてクーポン券利用で食べられたのですが、こちらでは自分たちでレストランを探して食べるという方式でした。とはいえ遠出することはなく、ホテル内のレストランで朝食が食べられるところがあれば良かったんですけどね。

 ま、レストランはあっけなく見つかりました。こちらの方が(日本人が多い分・・・(--;)メニューが充実しています。ごはんに納豆まで・・・ こちらの方の味噌汁はそんなにしょっぱくなかった。ジュースに牛乳まで飲んで、マウイ島と同じくらい「がっつり」とまでは行かなかったんですがね。 でもクーポン券はないので、後から来た料金書を見て驚いた。


  ・・・これで24$もするの??

 た、高い・・・ 二人分+税で50$にもなってしまう。周囲は普通に日本人ばかりが朝食を堪能しているんですが、みんなこの値段に驚かないのだろうか?? ハワイまで来ているのだから、朝から贅沢できるのかなぁ。 少なくとも我々は、この値段を見て「もうここには来ない!!」と決めたのでした。

 本日はオプショナルツアーの第2弾。ホノルル市街から離れたハナウマ湾と言うところでシュノーケリングを楽しみます。σ(--;はこんなところでもやっぱり競泳用の水着しか持っていません。 で、泳いでいる間は荷物はビーチに置きっぱなしになるので「貴重品は持ってこないでください」みたいな注意がされていたんですね。なので、カメラどうしよう?と考えていたんですが、結局持って行きませんでした。 昼食は持参だったので、バスタオルと食料だけ持って参加。バスの待合所にいたときから、それらしき人たちは何人か見かけました。
我々の姿までは、ちょっと・・・(^^;


 このツアー、海に飛び込む前にやたらと前置きが多かったこと。 まず郊外に移動する間、車の中で何やら「体調は良好で、事故が起きても責任追及しません」みたいな署名を書き、駐車場に着いてからはその後の日程の確認。またこの辺りの湾内は「超一級」の「魚介類保護区域」らしく、入場者は改札口で整理され、諸注意などをまとめた映画を上映するシアターに入り、出た後も湾内でしてはいけないことのおさらい、さらに遊泳区域と行ってはいけないところの確認。ビーチの近くに来てからは荷物置き場の確認と、トイレ、シャワーの場所の確認、その後も団体行動のまま着替え、ライフジャケットやシュノーケルなどの貸し出し品の整理、海近くまで来ても、行動範囲のおさらいとシュノーケルの使い方の講習・・・ とにかく説明、説明で時間ばかりが過ぎていったのですが、どうしても保護区域の中の遊泳なので守らなければならないことが多いのですね。

 数ある説明の中で、「してはいけないこと」は多々あったのですが、「してもいいこと」も結構言われまして、例えば海岸から駐車場に戻る途中の坂に撮影スポットがあるからバスに乗らない方がよいとか、魚に触ることはできないけど撮影はできるから、防水カメラを持っている人はフィルムを終わらせるくらいの勢いで撮りまくった方がいいとか・・・ あれ? でも我々、カメラを置いてきてしまった。とおもったら、案内人の方が簡単なカメラと防水撮影用のカバーを準備してくれたので、それを買うことにしました。慎重になりすぎたみたいですが、防水はもともとなかったからここで買えて良かったです。

 さて・・・ ようやく海開き(?) こう見えてσ(・・;、シュノーケリングは初めてだったんです。鼻をふさいで呼吸できるのかすごく不安だったのですが、いざ入ってみればそんなに苦もなく楽に泳ぐことができました。 なにより湾のしかも砂浜すぐ近くだというのに熱帯魚の多いこと!! 魚と一緒に泳ぐなんて今まで無かったかも知れません。



   











 シュノーケルの息継ぎも苦しくないし、どこに行っても魚がいっぱいいて、だいたい1時間ほどしか海に入っていなかったのですが、それでもフィルムはちゃんと使い切ったし、泳げる範囲隅から隅まで泳ぎ回ったので十分満足でした。ツアーらしく、最初から最後まで案内人の方々に管理されていた感じはしますが、それでも堪能できる場所と時間は十分押さえられていたのですね。終わったのは午後1時過ぎ。このあとパラセーリングをする人もいたのですが、我々はこのコースは選ばずに、ここで終了です。

 移動中、ハナウマ湾はホノルルの中心街からずいぶんと離れているのですが、その道中は本当に地元の人しかいないような郊外の住宅地の中をずっと走っていました。たまに大きなマーケットのようなものはあるのですが、ほとんどが背の低い家で、場所によっては山の中腹まで広がっている感じ。学校はあっても企業ビルなどはなく、素朴な景色でした。『ハワイの文化』の話を思い出したのですが、観光客向けに都市が発達しなければ、このような景色がずっと続いていたのかなとちょっと複雑でした。

 宿に帰ってきて・・・ 空いた時間にどこか出かけても良かったのですが、疲れていたのでいったん昼寝(^^;。夕方あたりからそろそろと起き出し、再び街の中へ。さっき撮影したフィルムを現像に出さなくては。場所はホテルの日本語対応カウンターで聞いていたので、ちょっと遠くまで歩いたのですが場所はすぐ分かりました。普通の店なのですが、場所が場所だけに日本人でも応対はできます。翌日仕上げで4$ほど。
 (その、現像した写真が↑です。水中で簡単なフィルム撮影なので画像がちょっと悪いですが・・・)

 帰るついでに街中をうろついていたら、日本でもおなじみのバーガーショップを見つけました。


 ただ、中身は(あまりに本の店の方は見ていなかったので)ボリュームはありそうだったのですが、詳しいに中身はよく分からず。何よりお腹が減っていたわけではなかったのと現金の持ち合わせが少なかったので・・・ 飲み物だけ注文し、しばし休憩。裏手にも小さな店の集まり(キングスビレッジ)があったのでいろいろ散策しました。 それにしても、なんか疲れたなぁ・・・


 出かける気力などもう無かったのですが、2日連続でABCストアーといのも何だか嫌だったので、ホテル向かいにあるロイヤルハワイアンセンターに行き、その中の魚介類のおいしいレストランで食事。 ここ最近は肉と魚介類を交互に食べている感じ。旅行に行く前は、ハワイは日本食レストランがあることに「なんでハワイに行ってまで??」と思っていたのですが、実際に行ってみると恋しくなるものですね。でも朝食なのでごはんが出てくることが多かったので(ABCストアーにはおにぎりまであったし(^^;)、店に行くまでもなかったかも知れません。

 この辺りでの海産物は何が名物かは知りませんが、それでもエビとホタテの入ったスパゲティはおいしかった。 夜になっても疲れ気味だったので、この日は帰ってそうそうに寝ていたと思います。


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