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その4 (8月16日) オホーツクごきげんロード







 今年の道の駅スタンプラリーは10駅、30駅、70駅で応募可能(もちろん全駅も)。で、現実的に回れるのは30駅かな〜と目処をつけていました。が、この日に見直して見ると残りが17駅・・・ これを2日で回るために、新たにオホーツク海沿いを、道の駅回りを中心にコースを見直しました。というわけで、ちょっとはやめの出発です。



 ただ、道の駅が開館しないことにはスタンプも押せないわけで(^^;、とりあえずサロマ湖まで来たところで時間調整。このあたりはσ(^^;の好きな土地で何度も来ているのですが、それでも見るたびにいいところですね。↑の写真はそのときに撮ったもの。ちょうど両端から出た砂嘴の部分がとぎれて、水平線が見えていますね。
 このときはまだいい天気ではなかったのですが・・・

 ここからはサロマ湖とオホーツク海沿いに一気にスタンプラリーを進めました。大好きな「サロマ湖」のホタテ貝の醤油焼きも、今年はあきらめる羽目に(--;。そして旧湧網線の毛呂地駅や芭露駅も、特に変化のないことだけを見届けてすぐ先へ。中湧別駅だけは、近くに道の駅があったんで立ち寄ったのですけどね。こちらも、特に廃線跡の駅の方は変化はなかったようです。

 ここから紋別に行き、こちらでも道の駅へ。ここではたまたま名寄本線のかつての写真を期間限定で展示しているところがあり、じっくり見てきました。途中で見落とした廃線跡なんかもあったんですが・・・(^^;。 昔の鉄道が活躍していた頃の写真を見ていると、なぜこのころに行けなかったんだろうなぁという後悔が一番先に立ちますね。

 このあとは内陸の方に回り、滝上町を通ったあとに西興部(にしおこっぺ)村に抜けました。このルートもよく通っているのですが、今までは旧上興部駅を見たくて来ていたのですが、今年は道の駅もありましたし。


 旧上興部駅は鉄道資料館になっており、駅舎もかなり詳しく資料などが展示されています。外にはホームと車両、その向こうに見える建物は福祉施設でしょうか。
   

 ホームの周りには踏切の警報機や花壇など、こちらも保存状態はいいようです。車両はキハ27で、車内の一部は座敷となっていますが、中には入れるのですね。 左側遠くに見えるのが道の駅。


 さて、今日は名寄に泊まるのですが、このあたりの道をまっすぐ走れば昼過ぎにも着いてしまう(^^;。というわけで、ここからはいろんなところを遠回りして、廃線跡&道の駅をあちこち回りまくりました。
 ひとまずは名寄と逆方向、オホーツク海側の興部に向かいます。



 山中から海側に抜けるルートなのですが、その途中で見かけたのが中興部の駅の跡。ずいぶんきれいに保存されています。
    

 プラットホーム側。レールの跡はまったく見えません。周囲も畑ではなく、牧草地のようになっていました。


 このあと、興部の道の駅に着いたあと、地元の名物の「だったんそば」を食べて休憩。ここから北の方に、海に沿って走っていきます。このあたりまで来ると、もう雲も少なくなり強い日差しが強くなってきていました。こういう晴れた日に海沿いを走るのは気分がいいですね(^^)。


 興部から北には「興浜南線」という路線が延びていました。その途中にあった沢木駅の跡です。
周囲は公園で、駅名標の後ろに見えるのはホームだったところでしょうか。

 この沢木駅近くにあった日ノ出岬からの眺め。
 このあたりにはキャンプ場や海水浴場、展望台などがありオホーツク海を広く眺められるところ。


 ここから先は雄武、岡島と道の駅を回りました。このあたりは以前にも行ったことはあるのですがほとんど覚えているところはありませんでした。他のところに比べて道路と海の間が近く、眺めが良かったです。朝からあわただしく走ってきたのですが、このあたりだけはじっくりと海を見ながらゆっくり走っていきたかったですね。

 ここから名寄に引き返すことにしたのですが、今まで通ったことのないルートをと言うことで、オホーツク海とお別れし、内陸側の仁宇布(にうぷ)の方に走っていきました。この間は何かの廃線跡があったわけではなかったのですが(天の川トンネルは通ったけど(^^;)、この仁宇布から先は美幸線という路線がかつて走っていました。


 仁宇布は、かつての美幸線の終着駅でした。今ではレールが残されており、そこをトロッコが走る「トロッコ王国」があります。
   

 ホームの跡に残る駅名標。奥にはなぜか寝台電車のサハネ583が置かれています。車内は半分が寝台、残りは座席にセットされていました。

 この仁宇布からは西へ、美深に向かって走っていったのですが、美幸線の廃線跡はこの道路に沿ってのびています。トロッコ用にレールは残されてはいたのですが、その先にも橋の跡などは残されていました。写真は辺渓(ぺんけ)近くにあった小さな橋の跡。変電施設のようなところの中にあったため、金網越しにしか見ることができませんでした。

 
 美深の道の駅に寄ったあと名寄に向かったのですが、北海道に行くと日の入りの時間も変わるし、車を走らせるスピードも変わるので(え?)、1日に回れる範囲、目的の地点に向かうまでの時間がさっぱりわからないですね(^^;。それにしても、この日は予定よりもずいぶん長く広いところを回れました。あわただしい移動ではあったのですが、見るところ全てが記憶に残りましたね。




      北見−湧別−紋別−滝上−西興部−興部−岡島−仁宇布−美深−名寄   413km  


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