深名線の廃線跡巡り


 北海道の中部にある深川から、日本でもっとも寒いと言われている朱鞠内(しゅまりない)、幌加内(ほろかない)などを通り名寄まで至る路線で、周囲の道路事情により廃止は平成7年9月3日まで遅れました。
 周囲は自然が多く残されているところで多くのファンの方が(今でも)訪れるところなのですが、σ(^^;の訪問したのは幌加内〜母子里間のみで、しかも北母子里駅跡が見つからなかったという。。。

(撮影日:2000.8.14)


(白樺駅)

 草むらの中に、ごらんの手製の立て札がありました。
 奥の方は窪地になっており、こちらにホームがあったのでしょうか。
 周囲は民家も何もないところでした。
(蕗の台駅)

 「ふきのだい」と言います。周囲はまだ撤去作業をしているのでしょうか、レールや枕木などが山積みにされていました。

 ホームも駅舎も見ることはできませんでした。
(蕗の台駅に残るモーターカー)

 保存されているとはとても思えない状態で、留置されていたのでしょうか、いずれにしてもぼろぼろですね。
 レールはこの辺りだけ残されており、辺りは背の高い草に囲まれていました。モーターカーのメーカーは不明(^^;。
(蕗の台駅入り口付近)

 母子里から朱鞠内へ、湖の南東部を回るルートであれば、舗装された国道を通ることになるのですが、北西部(路線跡のある方)は、ごらんの通り未舗装道路です。

 写真は「蕗の台駅0.1km↑」という道路標識のあった所なのですが、今ではごらんの通り。なぜ過去の標識は旧名寄本線の中名寄駅跡地にありました。
(朱鞠内駅)

 辺りは整地されており、跡形もなく消されてしまっています。
 訪問時も、撮影した位置から先に入ることはできませんでした。

 この駅(跡)の入り口にある朱鞠内周辺の案内地図には、未だに深名線の路線が残されていました。
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