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(周辺の地図を見る)
(陽明門)

 太陽をイメージしたきらびやかな門で、東照宮を代表する建築物として写真を見たことのある人も多いと思います。
 入り口のすぐ上には4つの竜の頭、その上の突き出た部分には中国の遊ぶ子供(平和の象徴だとか)など、それぞれの彫刻に意味があり、その1つ1つを聞いて理解するだけでも大変(^^;
(反対側から見た陽明門)

 上の写真を撮ったあと門をくぐり、もう一度撮影したのがこの写真。下の方に見える白い柱にはグリという渦巻き模様が描かれており、そのうちの1つ(右から2番目)は模様が逆になっています。
 これは「逆さ柱」と呼ばれており、陽明門の完璧さに魔が差さぬよう、わざと上下を逆にした(失敗作にした)ものだとか。



 
(唐門と拝殿)

 陽明門をくぐると見えるのが、この唐門と本殿。 参拝客はこの横から拝殿に入ります。 奧には本殿があり、徳川家康がまつられ、背後には墓所があります。



 
(祈祷殿と坂下門)

 ちょうど唐門を向いてから右側にあるところで、奧社に向かう入り口になっています。その上には「眠り猫」の彫刻があることで有名。

 参拝するには別料金で券を買わなければならなかったため、共通券しかなかった私はこれ以上先に入ることはできませんでした。

 
(本地堂)

 陽明門をくぐる前の、下の方の左側にある建物。
 家康は薬師如来の化身だとも考えられていたので、東照大権現の本地仏、薬師如来をまつっています。
 中の天井にある大きな竜は、その頭の下で柏手を打つと独特の反響音が鳴り響くことから「鳴竜」と呼ばれていることで有名。
私の訪問時は拍子木で音の鳴るところを見せていただきました。

 
(上新道)

 東照宮の表門を入らず左に曲がるとこの景色。
 この道をまっすぐ行くと二荒山神社の楼門(右)に着きます。門の奧には銅鳥居も見えます。
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