日光 二社一寺

 日光は、私の住んでいる宇都宮からもっとも近くて有名な観光地。中禅寺湖や華厳の滝など名所をあげたらきりがないのですが、今回は山の麓、駅から比較的近いところにある「日光二社一寺」を紹介します。
二社一寺とは日光東照宮、二荒山神社、輪王寺のことを指し、多くの文化財があることで有名。最近は世界遺産に登録されたことでも話題になりました。

(周辺の地図を見る)

(撮影日:2000.5.21)

(表参道)
 
 二社一寺があるのはいわゆる「日光山」と呼ばれる広い敷地の中で、入り口は分かりづらいのですが、いくつかの駐車場からこの表参道に入ることができます。

 日光に向かう街道は多くの杉が植えられ「日光杉並木」として整備されました。現在でもこの姿は残っており、表参道でもその姿は変わっていません。

 
(輪王寺三仏堂)

 参道の一番手前右にあり、最大の伽藍です。766年に開かれたという古いお寺で、後に徳川家康が東照宮にまつられてから皇族が住職として入る寺院となって栄えました。

 道内には3つの座像(各8.5mの金色木彫)があり、名前はここから由来しています。


 
(東照宮入り口)

 表参道の突き当たりが日光東照宮の入り口。石鳥居(左)を入ってすぐの所に五重塔があります。

 鳥居の奧に見えるのが表門で、さらに左に入ると神厩舎(しんきゅうしゃ)があります。

 
(神厩舎)

 神馬のいる馬小屋で、「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿で有名。
 猿は馬を守る動物と言うことで彫られたもので、他にも合計で8面16匹の猿がいます。
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