天北線の廃線跡巡り 2000

 JR天北線は北海道の北部、音威子府から浜頓別を通って稚内(南稚内)までの148.9kmの路線。今年はGWに行く機会があり再び訪れました。夏のころに比べて草木が少なく、去年は見られなかったところがいくつか出てきておもしろかったです。
 (去年訪問したときの写真はこちら

(撮影:2000.5. 2)

天北線の停車駅です。 写真のある駅は、クリックするとその画面に行きます。


(上音威子府駅)

 音威子府から国道275号線を東に向かっていくと、峠の途中にこの駅舎があります。
 以前の訪問時とあまり変わりないのですが、周辺の木に葉がなかったため、発見は容易でした。
(上音威子府駅)

 正面(上の写真)の裏側の景色です。プラットホームの跡がはっきりと残っているのがわかりますね。
 中にあったどなたかの農機はいろいろと置き換えられているようで以前と違う雰囲気でした。また、訪問者たちの落書きが書かれていた「訪問ノート」も置いてありました。
(上頓別駅)

 上頓別駅舎は工事現場の中のような所にあって、残っているかが結構不安だったのですが、まだ残されていたようです(^^;
 真っ赤にさび付いた駅名標もそのままでした。
 中の簡易宿泊施設は汚れていたのですが、ござのような物が干されていたのと、多くの薪が置かれていたことから、まだ利用者がいるようにも見て取れます。
(中頓別駅)

 周辺はバスターミナルになっており、建物は当時の駅舎とは違う物語っています。
 中の天北線の展示コーナーは今回は入ることができたのですが、展示物は少量にとどまっています。


 (横にあるキハ22の写真はこちら
(新弥生仮乗降場)

 昔は正式な駅の他に、比較的乗客の少ないところにこのようなちいさいホームのような物をおいており、「停留場」「仮乗降場」などと呼んでいました。
 この仮乗降場は中頓別〜下頓別間にあって、道路とは離れていたのですが、今回は木が茂ってないために見つけることができました。

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