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(村松市街地に残る保存車両)

 駅から離れたところにある城跡公園に置かれた保存車両。形式はモハ11と書かれていましたが詳細は不明。野ざらしにされているせいか色あせ気味です。
 この写真の反対側はドアとカギが壊れており、結果として中に入れる状態になっていました。

 車内はごらんの通りぼろぼろ。運転室には時代を感じさせるマスコンも残されていました。






 
(高松駅)

 村松から先は昭和60年に廃止された路線跡に進みます。
 西村松〜大蒲原辺りまではきれいに舗装された農道となり、駅の跡は見つけられませんでした。
 その先、高松駅跡にはホームの一部が残され、このあたりからレールのあった農道は未舗装のままとなっていました。


 
(土倉駅)

 高松を過ぎると田園地帯が少なくなり、背の低い山岳地帯となります。土倉駅は道路から離れた高台にあり、プラットホームが枯れ草と雪の中に埋もれたまま残されていました。




 
(冬鳥越駅)

 土倉から勾配と60mあまりしかないトンネルを抜けるとすぐに冬鳥越に着きます。駅の裏手(写真右側)にはスキー場がありますが、現在ではホームの辺りは駐車場となり、その横にはロッジ。そして保存車両として、最後まで働いていたモハ61ともう1両が置かれていました。
(冬鳥越の保存車両)

 もう1両は写真のようにモハ1と書かれた車両なのですが、上半分が青いビニールシートに隠れて良く見えません。
 そのすぐそばには壊れたパンタグラフがそのまま置かれていました。
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