北鎌倉〜鎌倉

 秋の鎌倉を訪れたときの写真です。 この辺りは鎌倉時代に建てられたお寺が多く、首都圏に近い観光地としてあまりにも有名です。
 今回の北鎌倉から歩いていくルートは、にぎやかな鎌倉駅周辺以外にも 静かな古都らしい名所を、時間をかけて見たい人にお勧め。私の場合は約5km、4時間あまりの旅となりました。

(鎌倉周辺の地図を見る)

(撮影日:1999.11.21)
(長谷寺のみ 1999.12.26)

(北鎌倉駅)

 出発はここ。この駅は鎌倉寄りの端の方に出口があるため、この駅で降りるときには注意が必要です。
 写真右側に歩道があり、地図を見ながらルートを決めて行きます。でもすぐ近くからあるんです。
(円覚寺)

 北鎌倉駅近くにある寺で、鎌倉時代に北条時宗によって建立されたもの。

 踏切の奧にある階段を上がっていくとすぐに山門(左上)がありそこから奥深くまでいろいろな建物があります。

 周囲は木々に包まれ仏殿(右上)の他に、国宝の舎利殿(左下)や洪鐘(おおがね:右下)などがあり、全て回るには結構歩くかも。
(浄智寺)

 この辺りのお寺は十三世紀頃、鎌倉時代の北条氏の勢力が大きかった頃に造られたものが多く、臨済宗などの禅寺となっています。
 このお寺は線路沿いでなく車道沿いから奧に入っていったところにあり、円覚寺ほど大きくはないものの写真の仏殿には重要文化財となっている仏像がいくつかまつられています。
(浄智寺境内にある布袋尊)

 裏庭の方に小さな洞穴のような所があり、そこをくぐり抜けていくと洞窟の中にごらんの布袋尊が立っています。

 弥勒菩薩の化身と言われ、ここを含む境内の全域が昭和四十三年に史跡に指定されたそうです。
(沿道の様子)

 駅周辺を離れると、ごく普通の車道になってしまいます。
JR横須賀線は山の中をトンネルで抜けていくのですが、歩いて行くにはこの道を、低い山を越えていくような形で行かなければなりません。
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