その3 (8月10日)
昨日はかなり疲れ気味に寝てしまった。起床は8時半。 もう昨日ほど走り回ることはないものの、今日はコース取りが非常に難しい。 まずはとりあえず長万部からほど近い[道の駅 くろまつない]へ。この辺りは緩やかな山というか丘が多く、広々とした景色が続く。美瑛とかとは違う景色なのだけれど、このあたり(胆振地方かな?)らしい景色かもしれない。去年倶知安で見た景色と何となく似ているからだ。 道の駅に着いたときは、まだ建物は閉まっていた。しまった、開くのは10時からではないか。まだ30分もある。。 と、見てみると今日は臨時休業日でもあった。ざんねん。スタンプだけは押しておいて先に進むとしよう。 次に目指すのは[道の駅 よってけ!島牧]なのだけれども、行くためには日本海側に出て多少西に戻る方向に行かなければならない。カーナビで調べると46kmほどしか離れていないのでまぁなんとかなるだろう。 「よってけ!」などというメッセージが入っているのが何ともユニークであるが、、、海側に行くためには山を越えなければならない。今日も相変わらずいい天気で、日差しがまぶしい。山の上に上がるにつれ木々の背が低くなり遠くが見えてくる。遠くの山もきれいだ。北海道らしい広々とした感じで走っていて気持ちいい。ただ窓は開けられないな。クーラーを入れておかないと。 昨日に続き、日本海に出た。ここの道の駅も海沿いにレストランを出している。ただし開店前。せっかく地元の海の幸を食べたかったのに。しょうがないのでコンビニで弁当を買い、海岸沿いで食べていた。 | ||
| つぎは[道の駅 ニセコビュープラザ]である。再び山間の方に戻って行くわけだが、こんどは川沿いの低地に沿って走っていく。この辺りに来ると海と山の距離が近くなってきているが、ニセコ辺りに行くのであれば、羊蹄山が見えるはずだ。 と、さすがにいい天気だけあってよくみえてきた。そしてそれがだんだん大きくなってきて、正面に入っていくと道の駅に到着。 ここは特に展望台はないが、山がきれいだ。羊蹄山のほかにニセコアンヌプリも見える。ここでは地元の農産物の販売が多く、そのほかにもソフトクリーム(おきまりね)とかもあり、それと「あげいも」も食べてみる。なんか不思議な味。塩かソースかケチャップか、どれをつけていいかわからなかった。 次は岩内に行く。また日本海側に行くわけだ。国道をそのまま行ってもよかったが、さっきの山登りルートがよかったので、今回もまた別の山越えの道道を走ることにする。車にはきついが、ニセコアンヌプリの山と、越えた後は岩内辺りの町並みが遠くにきれいに見えた。そして坂を下りきると[道の駅 いわない]である。 ここは道の駅にしては珍しく町中にある。しかし中は内容が薄く、駐車場も小さかった。地元の観光案内のみで、売店はなし。次に進むことにしよう。 |
![]() 道の駅から見る羊蹄山 | |
![]() こちらはニセコアンヌプリ | ||
ここからはしばらく日本海側を走る。積丹半島である。思えば北海道の南端からとぎれとぎれではあるがここまでよく走り続けてきたもんだ。行く先々で景色は微妙に違っていはるが、なかなかいいもんである。積丹半島は海岸縁まで背の高い岩が出っ張っており、それぞれが奇怪な形をしているので見ていてあきない。そうしているうちに[道の駅 オスコイ!かもえない]に着いた。 ここは海とは反対側に駅があって、主にはダイバーたちの施設が集まっている。レストランは昼休み中で、またしても中で食べることはできず。ここも早々に出て、積丹半島ドライブを続けることにする。 | ||
![]() 神威岬。立っているところは・・・? |
なんだか知らない間に時間が過ぎていって、もう2時をまわっていた。なのに日が高く、暑い。神威岬について、岬の先端まで歩いて行きたかったが、暑いし遠いので途中でやめて(^^;、余市へ。途中豊浜トンネルも通り、その周辺の岩の迫力も思い知ることになった。 | |
[道の駅 スペースアップルよいち]は地元出身の毛利衛氏にちなんで建てられた「宇宙記念館」が目玉であったが、入場料\1,200は高すぎ。。ワインやウイスキー工場も気になったが、この後のことを考えて先を進むことに。 と、この辺りまではよかったのだが、小樽で渋滞にあってしまった。このあと岩見沢まで足を延ばそうと思ったのに、残念。ここで今まで通ってきた日本海と別れて、今日の宿のある札幌に着いた。 車線が増えて、車が多くなってきた。今まで仕事で歩き回っていたところを車で回るのはなんか不思議な気分。だが慣れた道では地図を見なくても走り回ることができる。なんか今日は時間がたつのが早かったみたいだが、山間と日本海を1往復半もしたのだから、しょうがないのかな。 | ||
長万部−島牧村−ニセコ−岩内−積丹半島−札幌 378.1km