その3 (8月13日)

 今日は、そんなにあちこち回りませんでした。 基本的には市内見物。
 市内にも、博物館などいろいろと見るところがありますので。

 というわけで、まずは定番の「博物館 網走監獄」へ。


 刑務所が有名な(?)網走の、明治時代から使われていた建物を移築したもの。左写真は赤煉瓦正門で、入り口からはいると正面に見えてきます。館内はこのほかにも獄舎や庁舎、浴場、懺悔堂などいろいろな建物とその中の様子を知ることができます。

 緩い山裾の一番上にあるのが「放射状五翼平屋舎房」と呼ばれる受刑者の入るところ。 写真の入り口を入るとすぐ近くに監視所があり、そこから5方向に伸びる舎房の全ての建物が見渡せるようになっています。
   

 左の写真の中が、こんな感じ。
 こちらは雑居房で、2,3人が入る6畳ほどの広さの部屋。
このほかにも独居房があり、こちらは3畳ほど。いずれも屋根形態や、柱、壁などに細かい工夫が施されており、見所がいっぱいです。

 つづいて、「オホーツク流氷館」へ。


 建物の外観です。
 この辺りは天都山という背の低い山で、この建物のある辺りが頂上です。

 建物の屋上は展望台も兼ねており、そこから網走市内と上写真の網走湖が見渡せます。さらに、その遠くに見えるのは能取湖です。

 建物の中には-10℃にもなる冷凍室があり、そこには本物の流氷が置かれています。寒いので上着を着て入るのですが、寒さを体験するためにそのままの服装ではいる人も。

 氷点下の世界を知るのに手っ取り早い方法として、こんなものがあります(^^;。 夏期なので-10℃くらいなのですが、通常は-17〜-20℃位まで下がっており、濡れタオルを振り回して凍らせてしまう、なんて体験もできます。

 さらに、「オホーツク水族館」へ。


 水族館としては小規模なところかも知れません。入り口周辺は小さな遊園地と、写真のアザラシがいるプール。他にもペンギンやラッコもいました。

 ここで見ておきたいのは、やはり流氷と一緒にやってくるクリオネでしょうか。1年中いつでも見ることができるというのはやはり網走ならでは。 他にもオホーツク海にいる魚やカニ、貝殻なども数多く展示されていました。

 ちなみに「北方民族博物館」は休館日でした(^^;。
 で、今日はもう見るところは終わりでも良かったのですが、昨日に行ききれなかったサロマ方面にもう一度行ってみることにしました。

 
 能取湖沿岸にある卯原内(うばらない)地区には、小さく赤いサンゴ草が広く群生している地帯があり、途中で寄ってみたのですが、シーズンではなかったのかあまり赤々としている訳ではなかったようです。 それでも湖と湿地帯の広がる景色は北海道ならではですね。

 続いて隣町の常呂(ところ)町にある「開基百年記念展望塔」へ。昨日のサロマ地区のスタンプラリーで唯一行くことのできなかったところです。


 記念塔の外観です。
 一番上の展望台は下から見るとホタテ貝のような形。
 この一番上まで行くにはエレベーターではなく、140段もの階段を登って行かなくてはなりません。

 で、これがその展望台からの眺め。
 周辺はパターゴルフ場やバーベキュー場などいろいろな施設があります。その向こうは広い牧草地や、能取湖やオホーツク海、能取岬も見えます。



 スタンプは全部で9カ所。これを全て押し切ったところで、応募箱のある道の駅へ。ここで完走記念として葉書サイズのコースターをもらいました。(実際に、裏返すと葉書になっている)

 で、せっかく2回目の道の駅なので、今回はホタテ焼きではなく地鶏の串焼きをいただきました(^^;。こちらも脂がのっていておいしかったのですが、この辺りって地鶏いたのかな?



 最後に、この道の駅近くにある「サロマ湖温泉ホテル緑館」に寄ってみました。ここでは日帰り入浴で、湖岸すぐ近くにある露天風呂が楽しめるところ。昨日ほどの強い日差しはなかったものの湖岸の景色や風などの雰囲気も含めて、とても気分が良かったです。

 今日はこれで終わり。4時前には宿に戻り、昼寝をしていました(^^;。


      網走−(市内見物)−常呂町−サロマ湖周辺−網走  157.3km

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