その6 (8月17日)
いよいよ最終日。今日は函館からフェリーに乗ります。
札幌〜函館間がどれくらいの時間がかかるのか分からなかったため、とりあえず朝早く札幌を出てできるだけ早く移動をし、余った時間は函館市内で時間をとる方法にしました。ですから、一番近くの入り口から高速に乗り、長万部まで行きます。
| 移動は順調。札幌市内を含めて道中の渋滞などの混雑は全くありませんでした。苫小牧を出ると、左手にはちらっ、ちらっと太平洋が見えてきます。ことしも北海道の3つの海をいろいろと見て、それぞれに違う表情があるなということを感じられました。 と、「展望台 駐車場」なるものを発見。室蘭市内なのですが遠くに市街地と山が見えるくらいで、白鳥大橋はてっぺんしか見えず。中途半端なところでしたね。 |
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展望台しかない駐車場なんて、高速では珍しい(トイレはあったが)なぁと思いつつ、どんどん先に行きます。と、今年春に噴火した有珠山近くまで来ました。ここでいったん有珠山SAに寄ります。
![]() 敷地内には有珠山を見れる大きな広場があります。 遠くの有珠山は頂上の方がやや薄曇りでよく見えません。 |
![]() こちらは噴火したときに飛んできた噴石。 あまり大きくないのですが、約80kgあるそうです。 |
で、この近くの伊達IC〜虻田仮出入口までは通行止め。一般道への迂回を余儀なくされてしまいました。
これがやや誤算だったか。道路は混雑し始めて、動きが鈍くなっていまいました。
虻田〜長万部間は再び高速に乗ることができたのですが、その先はもともと高速道路がありません。
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このあたりの海は内浦湾(噴火湾)です。道路はこの海岸沿いに鉄道路線と並びながら走っていきます。このあたりは他の海と違って「寂しさ」という感じがしません。 しばらく走っているうちに、遠くの方に駒ヶ岳が見えてきました。 その麓にある森町を過ぎると、北海道の海ともお別れです。 |
あとは内陸を通って一気に函館まで・・・・といいたかったんですが、、、、あ! ひとつ忘れていた。
「道の駅スタンプラリー」の応募を済ませなきゃ。。。 というわけで、最後の[道の駅You・遊・もり]に寄らなくては。。
| ここは地元の物産の販売の他、駒ヶ岳の見える展望台や散歩などのできる公園があります。このあたりは去年見た景色とほとんど同じ。 で、この駅のスタンプを押し、売店の方にお願いしてスタンプの確認と認印をもらいます。あとは必要事項を書いて応募箱に出すだけ。結局今年のスタンプ数は22カ所でした。 |
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一般道では順調に・・・とはいかないまでも、無事に函館まで着きました。
時間を見てみると・・・1時間くらいはまだ余裕がありますか。
というわけで、市内に入ってから港の方に行かず市街地の方へ。ここでDolphinさんおすすめの喫茶店「ひし伊」に寄って、ワッフルセットを食べてみます。
「ひし伊」の外観です。 昔ながらの蔵をそのまま内装を変えて喫茶店にしているようです。場所は路面電車の「宝来町」電停から山の方に向かって歩いていったところ。 |
で、これが「ワッフルセット」。左にあるのはアイスコーヒーです。アイスはホットより高く、これで\950-。 ワッフルの上には果物、あん、アイス、生クリームなどが乗っており、ホットケーキのような感じ。 |
さぁ、時間が迫ってきました。函館フェリーターミナルに向かいましょう。
思えば今回はいい景色やら、おいしい物やらがほとんどはずれなく楽しめました。行程は去年までよりもずっと長くてハードだったのですが、自分では大変満足しています。
仕事では何度も行くのですが、こういうprivateであちこち回るというのはまたしばらく無くなってしまう、と思うと別れるのが残念ですね。さようなら、北海道・・・・・
![]() フェリーから見える函館山。 この景色が北海道最後の写真になりました。 |
![]() 出航してから3時間もするとこの景色。 津軽半島の向こうに夕陽が沈みます。 |
というわけで青森に到着。今日はここで泊まりです。
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青森周辺は見慣れた景色なのですが、なんか夢から覚めたような感じでちょっと寂しいです。でも、左の観光物産館「アスパム」と青森ベイブリッジはライトアップされており、夜の町に浮かび上がっていて実に幻想的でした。 |
旅行は明日以降も続くのですが、北海道の旅行は今日で最後、この「旅行日記」もこれで終わりです。
最後までこのページを読んでくれた方々、行く先で出会った方々、そして、この旅行に当たっていろいろと情報をくださった方々、本当にありがとうございました。m(_
_)m
札幌−伊達−森−函館〜〜〜青森 340.3km
6日間合計 2168.1km ガソリン使用量 217.3リットル 1リットルあたり9.98km
今年は今までより少ないとはいえ、よく走りました。