その5 (8月16日)

 今日は雲の切れ間から晴れ間が見えていました。で、(たぶん)距離も短いのでゆっくりできました。

 で、まぁせっかくですから、、羽幌にある「バラ園」でも見てみます?

←これが羽幌バラ園の全景。遠くに見えるのは道の駅のある「サンセットプラザはぼろ」です。
 下にあるのが、その中で咲いていたバラの花です。


(だれ? 裏の方で「趣味が違うんじゃない?」なんて言ってるの・・・)


 昨日こんな天気だったら良かったのに・・・・と思いつつ、羽幌を後にしました。
 今日は日本海沿いの国道、通称「オロロンライン」と言われる道路をひたすら下ります。

 このあたり、街は大きいのですがその地帯をすぐ出てしまうとごらんのようななーーーーんにもない景色。道路は直線なのですが、上り坂、下り坂の連続で谷間のてっぺんからの眺めはこんな感じでした。
車の車窓を撮ってみました(^^;


 で、羽幌を出ると次は苫前(とままえ)町です。この苫前と言えば大きな風車(風力発電機)がいくつも並んでいる景色で有名。で、最初に町内に入ってきたときには大きな風車が2つあり、これを中に入れたごらんのような風景を撮ることができました。


 でも、苫前といったらこの風景でしょう!


 町内を通り抜けるとキャンプ場、牧場の中にいくつかの風車郡があります。
 

 道路から見るとこんな感じ。実際はもっと広い間隔で多くの風車が見られました。


 このあたりは牧草地帯が多く、芝のようなところに起伏の多いところ。日本海は広くてなーーんにも無くて、、、でもこういう景色がσ(^^;は好きですね。

 さらに南下すると、[道の駅 おびら鰊番屋]に着きます。
 隣にはいわゆる「鰊御殿」と言われた旧花田家番屋があり、かつてのニシン漁が盛んだった頃の豪邸が見れます。このときは営業時間が早かったために、ここから中に入ることは出来ませんでしたが。


 小平町を出ると、今までにはなかった大きな港と町並みが見えてきます。羽幌線の跡が跨線橋をくぐって行き住宅地の中に消え、道路を曲がっていって、JR線の踏切を渡ると、留萌(るもい)です。

 このあたりは、どこに何があるかなんて全然チェックしていなかったので、地図を見ながら適当に行き先を探していました。
 留萌市内に「見晴公園」を見つけていったのですが、見た目は普通の公園で市内が見晴らせるというわけではありませんでした。 写真はその公園内にあったD60。


 ここで「オロロンライン」は国道232号線から231号線に変わり、ほんの少しの間だけJRの路線に沿って走るようになります。
 で、そのJRの終点が増毛(ましけ)駅です。



 増毛駅舎。今は無人駅です。左側には新しくトイレができたようです。

 駅舎を出ると、1面1線のみのホーム。
 いかにも「終着駅」らしい寂しさがあります。
 この増毛周辺も、かつてのニシン漁が盛んだった頃の建物がいくつか残されています。右の建物は「国稀」という酒屋さんです。


 ここから先は、断崖絶壁が海岸線まで迫る北海道でも屈指の難所でした。その中にある集落は最近まで交通が不便な、「陸の孤島」のような状態になっていました。現在ではトンネルなどによる道路を造り、その道を走りながら、巨大な岩などを見ることができます。


 赤岩崎。道を走っている車と大きさを比較してみると・・・・?


 左の写真を撮ったあと、向きを変えてもう1枚。

 観音崎。赤岩岬よりは小さいのですが、岩の形は独特な形状をしていますね。

 白銀の滝。このあたりの景勝地で、滝のすぐ近くで水しぶきを浴びながら見ることができます(^^;。


 雄冬(ゆうとう)海岸を抜けると、徐々に岩の多い景色が少なくなり山が見えてきます。道路は少し海岸から離れて走るようになり、しばらくは海ともお別れ。

 浜益村の南部、山のような高台にある「千本なら」です。木の幹の中心から枝分かれしている珍しい形でご神木のようにされていますね。
 しめ縄の所にはしゃもじがあり、そこに願い事を書いてつけているようです。


 ここから先は厚田村。もうこのあたりまで来ると大きな岩はなくなり、緩やかな大地に牧草地帯となるのですが、今まで来たところとはまた違った景色のようでした。

 展望台近くの駐車場から見た日本海です。はるばる天塩町からずーーーっと下りてきたわけですが、行く先々でそれぞれに違う景色を見ることができ、日本海独特の寂しさとも相まって、実に見応えのある沿線でした。


 オロロンラインの締めくくりは、石狩市の「はまなすの丘公園」です。ここでは辺り一面のハマナスの花畑が広がることで有名なのですが、訪れたときは赤い実がなっており、遠目に見ると何もないような寂しい景色でした。


 これで日本海沿いのドライブは終わり。あとは宿のある札幌に向かいます。
 途中石狩太美で温泉に入ったのですが、この施設実に高かった(\1,900)。。。


 札幌市内に入り、有名なラーメン屋である中の島の「純連」(すみれ)へ。夏なのですが、こってりとした味噌ラーメンが実においしかったです。


   羽幌−苫前−留萌−増毛−雄冬−石狩海岸−札幌    227.7km


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