C57が検査に入ってしまった11月に、代わりの機関車として入った「DD53 ばんえつ物語」号です。この機関車、雪かき専用に制作されたもので、普段はもっぱら豪雪地帯の雪かき列車として活躍しています。JRになってから客車を牽くのは初めて。おそらく国鉄時代でもあまり例がなかったと思います。
ヘッドマークはこの列車専用に作られたもので、DD53の写真がそのまま使われています。
↑に書いたとおり、機関車は雪かき用として作られたもので馬力の大きいエンジンを使用しています。そのためいびつではありますがそれほど違和感はなく、すっきりとした出で立ちです。
会津の山をバックに。ディーゼル機関車に特有の赤い塗装と太くて白い帯が非常に良く映えています。
蒸気機関車よりも稀少な雪かき用機関車と客車の組み合わせであったため、沿線ではどこに行っても多くのファンがその姿をカメラに納めようと構えて待っていました。