（その１）
はっきり言いますと、今回の旅行は全てσ(^_^)の「わがまま」です。
訳あって、今年から走り始めた「SL銀河」にどうしても乗りたくて、、独り気を張って、何とか行けないものかとあれこれ計画を立てておりました。
営業開始前から話題の列車とあって、5月に入っても発売開始と同時に売り切れる指定券だったのですが、突然"空席あり"の瞬間があったらしく、奇跡的に獲得。 これを機に、行程やら宿泊先の予約やらを一気に押さえ、今回の旅行が実現したわけです。
子どもたちにとっては初めての長距離旅行となったわけで、SLの他に新幹線も初体験となったわけですが、いつまでも遠出ができないのも・・・ と思い、あれこれと準備をして無事に出発することができました。
東京駅では鼻の長〜い新幹線を見て喜んでいたのですが・・・ 車内から見る景色はけっこう退屈だったようで。特段速いとか、○○がある〜とか言った感想はなし。行きがけに買った弁当（箱が新幹線の形）を食べ、空箱で遊んでみたりはするものの、道中は退屈だったようです。下の子に至っては未だ小さいせいか、抱っこされたままの姿勢がつらいらしく、降ろしてイスの上に立たせるなどして何とかぐずらないように凌いでいました。
どちらにしても、新幹線の車窓に食いついてくれないと3時間の移動はつらい！
さて、新花巻到着後はローカル線で遠野へ。ここでは上の子を列車の先頭に連れて行き、前の景色を見せたものの、やはり食いつきは悪いようで。。すぐ飽きて座席へ、と思ったら寝てしまった(^^)。 ディーゼルエンジンが響いていても、疲れたときは寝られるんですねぇ。初日は遠野に宿を取り、夜の街を歩いて食堂を見つけて夕食を取ったのですが、さすが岩手県。夜は急激に冷え込んで寒かった。
2日目。今日が旅のメイン。午前中は遠野を観光し、午後SLに乗ります。 が、下の子の調子がおかしい。地元の病院を探したものの土曜では見つからず、さいわい致命的では無かったので地元スーパーの中にあった薬屋でいろいろ買って応急処置にすることにしました。
遠野の観光と言っても時間があまりないので遠出はせず、市内に歩いて行ける「遠野市立博物館」「とおの物語の館」だけ行って終わり。「物語の館」の方はなかなか面白く、誰もが聞いたことのある昔話を映像や影絵の演出などでユーモラスに表現していました。余った時間は絵本を読んであげたりして、退屈すること無く時間を過ごした感じです。
さて、いよいよSL到着の時間。遠野駅前に戻って、今のうちにと昼食を取ろうとしていたら・・・ もうSLの汽笛が！！ 上の子はもうその音の方が気になってしょうが無い。 駅前では多くの地元の人たち？と思しき集団がいろんなところで衣装のようなものをそろえてSLが来るのを待ち構えていました。