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(営農大学校前駅)

 撮影した位置がちょうど営農大学校の入り口にあり、そのせいか駅周辺はきれいに整えられ、草も刈り取られていました。しかしホームには駅名標もなく、線路をまたぐ道には踏切もありませんでした。駅の周りの柵がないため、キャンパスの一部となっているよう。
(盛田牧場前駅)

 営農大学校前を出ると、路線は国道から別れていきます。
 この駅周辺は盛田牧場で、サラブレッドがのんびりと草をはんでいるところも見られるのですが、駅周辺はごらんの状態で、駅名標もなく木製のホームも崩れかけています。
(七戸駅)

 この路線の終点で、駅周辺は草は刈り取られているものの駅名標が外されベンチのみが残されていました。周囲は車庫などがあるものの列車の姿はなく、すっかり寂しい場所となっていました。
 駅舎の方もこの年の5月31日で閉鎖されてしまい、2階の事務室のみ入ることができる状態でした。
(休止直後に訪れたときの七戸駅)

 違いがあると言えば駅名標くらいなのですが、ホームや線路周辺がまだ草の生えていない状態です。このころはまだ鉄道ファンが訪れて様子を見る姿も多かったようです。


(撮影:1997. 9.28)
(七戸駅に残されていたレールバス)

 昭和37年製で、全長が10mほどしかない小さなレールバス。この車両が最後までこの路線の主力として活躍していました。休止直後は七戸駅に置かれて自由に入ることもできたのですが、今回訪れたときはすでにこの車両の姿もありませんでした。



(撮影:1997. 9.28)

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